大寒波に遭遇したおかげで満喫できたワルシャワ
帰国前夜、既にかなり降っていた雪。翌朝、一夜にして白銀の世界…とは言い難いほどの大雪。ホテルの中庭にも、こんなに雪が積もってました。
お昼まで軽く観光した後、クラクフ駅から空港へ。帰路は、ワルシャワ→イスタンブール経由です。こんな天気に、2度も乗り継ぎがあるなんて…前途多難。
案の定、早速クラクフ空港で足止め。数時間経っても、なかなか搭乗のアナウンスがされません。ついには、乗継便の出発時刻を過ぎてしまいました。
ワルシャワに到着後、振替手続きをするために、猛ダッシュでカウンターへ。長い時間待たされ、みんなストレスフルな様子。主人がやり取りしてくれたのですが、当日振り替えられる便はなく、24時間後のワルシャワ→成田の直行便に振替となり、急遽ワルシャワに1泊することに。
全く知らなかったのですが、EU261と言って、EU内のフライトが遅延した際、追加で生じた宿泊費や交通費などを保証する法律があるそうで。
振替手続きのカウンターで、ホテルの予約をしてくれて、ホテルやタクシーのバウチャーなどをいただきました。そして、帰国後にメールが届き、申請をすれば、600EUR戻るとのこと。天気はやむを得ない事情なのに、随分と丁寧な対応にびっくりしました。
追加の予算も一切かからず延泊でき、(なんなら、600EURプラス。)ワルシャワ観光もできることとなり、なんてラッキーなの!と、わたしは一人ルンルン♪
-10℃以下の寒さだったので、博物館巡りをしようということになり。
- フレデリック・ショパン博物館
- ワルシャワ大学博物館
- ワルシャワ歴史博物館
- バルバカン(16世紀の要塞)
- ウォッカ博物館
と、なかなか欲張りました。笑
ショパンミュージアムは、ショパンが作曲した曲をヘッドフォンで聴けるスペースがあり、1日いても飽きないだろうなと思いました。手書きの譜面や手紙などは、大変興味深く、知っている曲が多いだけあって、とても楽しかったです。
ワルシャワの最後を締めくくったのは、ウォッカ博物館。入ってみると、明らかにイイ気分(酔っ払っている。笑)のお兄さんが対応してくれて。試飲付きのチケットを買って見学。
ウォッカと一言で言っても、色々なフレイバーがあり、試飲では、スタンダードなものと、甘い香りのするものをチョイス。当たり前ですけど、かなり度数が高く…。私は舐める程度で終わりました。
急遽1泊追加になって、4泊7日となったポーランド旅行。行きも帰りも、空港では猛ダッシュするというなかなかハードな内容でしたが、棚ぼた的にワルシャワ観光までできて、結果的に大満喫でした。
ブログを書きながら1年ぶりに振り返り、ポーランドの静けさが懐かしく、また恋しくもなりました。歴史のある街並みが大好きなので、いつかヨーロッパの古都巡りをしてみたいです。
お付き合いいただきありがとうございました。
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