2024-12-20

大寒波に遭遇したおかげで満喫できたワルシャワ

雪で喜ぶのはワンコと子どもたちだけかしら

 帰国前夜、既にかなり降っていた雪。翌朝、一夜にして白銀の世界…とは言い難いほどの大雪。ホテルの中庭にも、こんなに雪が積もってました。

なんかお菓子みたい

 お昼まで軽く観光した後、クラクフ駅から空港へ。帰路は、ワルシャワ→イスタンブール経由です。こんな天気に、2度も乗り継ぎがあるなんて…前途多難。

 案の定、早速クラクフ空港で足止め。数時間経っても、なかなか搭乗のアナウンスがされません。ついには、乗継便の出発時刻を過ぎてしまいました。

 ワルシャワに到着後、振替手続きをするために、猛ダッシュでカウンターへ。長い時間待たされ、みんなストレスフルな様子。主人がやり取りしてくれたのですが、当日振り替えられる便はなく、24時間後のワルシャワ→成田の直行便に振替となり、急遽ワルシャワに1泊することに。

主翼の雪を何度も溶かしていました

 全く知らなかったのですが、EU261と言って、EU内のフライトが遅延した際、追加で生じた宿泊費や交通費などを保証する法律があるそうで。

 振替手続きのカウンターで、ホテルの予約をしてくれて、ホテルやタクシーのバウチャーなどをいただきました。そして、帰国後にメールが届き、申請をすれば、600EUR戻るとのこと。天気はやむを得ない事情なのに、随分と丁寧な対応にびっくりしました。

ワルシャワのショパンミュージアム

 追加の予算も一切かからず延泊でき、(なんなら、600EURプラス。)ワルシャワ観光もできることとなり、なんてラッキーなの!と、わたしは一人ルンルン♪

ショパンが実際に使ったピアノ

 -10℃以下の寒さだったので、博物館巡りをしようということになり。

  • フレデリック・ショパン博物館
  • ワルシャワ大学博物館
  • ワルシャワ歴史博物館
  • バルバカン(16世紀の要塞)
  • ウォッカ博物館

と、なかなか欲張りました。笑

 ショパンミュージアムは、ショパンが作曲した曲をヘッドフォンで聴けるスペースがあり、1日いても飽きないだろうなと思いました。手書きの譜面や手紙などは、大変興味深く、知っている曲が多いだけあって、とても楽しかったです。

展示されていた “幻想即興曲” の譜面

 ワルシャワの最後を締めくくったのは、ウォッカ博物館。入ってみると、明らかにイイ気分(酔っ払っている。笑)のお兄さんが対応してくれて。試飲付きのチケットを買って見学。

 ウォッカと一言で言っても、色々なフレイバーがあり、試飲では、スタンダードなものと、甘い香りのするものをチョイス。当たり前ですけど、かなり度数が高く…。私は舐める程度で終わりました。

 急遽1泊追加になって、4泊7日となったポーランド旅行。行きも帰りも、空港では猛ダッシュするというなかなかハードな内容でしたが、棚ぼた的にワルシャワ観光までできて、結果的に大満喫でした。

 ブログを書きながら1年ぶりに振り返り、ポーランドの静けさが懐かしく、また恋しくもなりました。歴史のある街並みが大好きなので、いつかヨーロッパの古都巡りをしてみたいです。

お付き合いいただきありがとうございました。

【クラクフ旅行記】