クラクフ公認ガイドと共に巡る 世界遺産 古都クラクフ旧市街
行くことになるまで全く知らなかったクラクフ(Kraków)。少しだけ歴史を紐解けば、17世紀初頭、ワルシャワに遷都するまで、11世紀〜16世紀末までの約500年間にわたりポーランド王国の首都として栄えた古都。戦禍を免れた数々の歴史的建造物や芸術作品が今も残されている美しい街です。日本の京都のようですね。
旧市街の広さは、約2 km²。東京ディズニーランドと同じ位。1日散策すればおおよその地図が頭に入ります。宿泊したホテルは旧市街の北端に位置していたので、南端に位置するヴァヴェル城を最終目的地とし、いくつかの名所を巡ります。
効率よく回りたかった(撮りたかった)ので、ポーランド在住の日本人ガイド綾香さんに案内をお願いしました。クラクフ公認ガイドの資格も取得されている優秀なガイドさんです。綾香さんとコーヒーを飲みながら作戦会議をして、いざ出発。
クラクフ旧市街の北の入口にあたるフロリアンゲート。ここが散策のスタートです。かつては、フロリアンゲートに見られるような立派な城壁が旧市街をぐるりと囲んでいたそうですが、現在は一部のみが残っています。その中でもこのフロリアンゲートは良好な状態です。
フロリアンゲートを潜ると、聖マリア教会までフロリアンスカ通りが真っ直ぐ続きます。歴史的な建物や様々なお店が立ち並ぶ、クラクフのメインストリートというところでしょうか。
昨夜の雪が止み、この日は快晴!「東欧の冬=灰色の空」のイメージだったので、この青空にはテンションが上がりました。青空はかなり珍しいとのこと。
ここに来るまでのフライトは本当に大変でしたが、写真を撮る者にとって、お天気は何よりのご褒美です。気温は0℃くらいでしたが、穏やかなお天気で、歩いているとポカポカとあたたまります。日没が早いので、陽のある間に撮りたいところを駆け足で回ります。
中央広場の真ん中に位置する織物会館。美しいアーケードが印象的です。ホリデーシーズンもあって、アーケードのお土産屋さんが賑わってました。この地下には、クラクフの歴史が学べる地下博物館があり、滞在最終日に行きました。
次回は、綾香さんがいなかったら行けなかったであろう、聖マリア教会内部をご紹介いたします。
続く
【クラクフ旅行記】