2025-01-20

二十日正月を迎えて

 成人式の撮影も無事終わり、ようやくホッとひと息ついております。新成人のみなさま、本当におめでとうございます。みなさまの未来が実り豊かなものとなりますよう心から願っております。

 さて、暦の上では、大寒。七十二候は「欵冬華(ふきのはなさく)」。一番寒いこの時期に、雪の下から蕗の薹が顔を覗かせる頃なんだそうです。そう考えると、蕗の薹が「春を知らせる花」というのも納得です。

写真は、蕗の薹ではないですが、かわいい水仙。この水仙、実はこんなに小さいの。(小さい花は撮るのが大変です。笑)春一番の花は、黄色が多いですね。元気を貰える気がします。

蝋梅の香りに癒やされます

 梅の花というのは、枝ぶりを見せる広め構図か、蕾にクローズアップした構図が、個人的には好み。枝ぶりを見せる構図は背景を選ぶので、画にするのは難しかったりします。この時は、蝋梅に光があたっていたので、思い切ってボケに使ってみました。

冬牡丹と蝋梅の香り

蝋梅は梅の中でも一番好きなのですが、その魅力はあの甘い香りではないでしょうか。風に乗ってふわっと香ると、「どこどこ?」と、犬のように鼻をクンクンさせたくなります。このお写真で甘い香りが届いたらいいのに。手前は冬牡丹。なんと優雅な姿でしょうか。

寒さの中にも、季節が巡っていることを感じます。今年もたくさん美しい景色や季節を撮ろうと思います。


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