2023-11-17

ヘーデンボルク和樹氏のコンサートで感動した3つのこと

一番早かった?”YEAR-END CONCERT & DINNER”

ウィーンの夕べ
「ヘーデンボルク和樹」コンサート

昨年に引き続き、PAVONE主催のヴィルフリート・和樹・ヘーデンボルク氏(以下、和樹さん)のディナーコンサートに寄せていただきました。

幼少期より数々の国際コンクールで優秀な成績を収め、2004年よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の正団員として活動されている和樹さん。今まさに、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による東京公演が11月19日までサントリーホールで行われています。(こちらのチケットはとれず涙をのみました。)

演奏の合間に和樹さんがお話された内容の一部をシェアさせてください。

この日、和樹さんが手にしていたのは、17世紀初頭に造られたというストラディヴァリウス。その銘器は、1784年にモーツァルトが初演したヴァイオリン・ソナタで使われたかもしれないという…!なんとも夢みたいなストーリー。そして、そのヴァイオリン・ソナタ の1楽章から幕が開いたコンサート。演奏が始まった瞬間に、2023年の東京にいながら、心は1784年のウィーンへ。夢見心地とはまさにこのことです。

お話の中でご自身を謙遜しながら、『(自分の技術なら)もっといい音を出せるのにな…という楽器もあれば、こういうすごい楽器で演奏すると自分の粗が目立つ。試されているような感覚になる。理想を追求し続けなければならない。』と仰られた和樹さんの言葉に、ただただ感動いたしました。まっすぐにどこまでもヴァイオリンと共に歩まれる人生と奏でられる音色に、心からのBravo! を贈らせていただきました。

まだまだ続く感動、その2。なんとこの日は、和樹さんの弟さんでピアニストであるユリアン・洋さんがピアノ演奏をされたのです!3兄弟のご長男でいらっしゃる和樹さん。次男のベルンハルト・直樹さんは、チェリストとして同じくウィーン・フィルハーモニー管弦楽団で活躍されています。そして、今回ピアノ演奏をしてくださった三男のユリアン・洋さん。兄弟だからこその息のあった演奏。美しい響きのハーモニー。洋さんが奏でるピアノの音色のなんて心地よいこと。素晴らしい演奏を間近で聴くことができて本当に幸せな時間でした。

いつまででも音色の余韻に浸っていたい。
長くなってしまいましたので、3つ目の感動は、次回のBlogでご紹介させていただきます。


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